小さな頃に皆一度は初めて手にした万華鏡を覗きみ、延々と変わり続ける不思議な世界に魅せられて、時が経つのも忘れ夢中になって筒を廻し続けた方は少なくはないでしょう。

大人になってもその不思議な筒を手にした途端、慌ただしい日常で、忘れかけていた好奇心が童心とともに湧きあがって来る、それが万華鏡の魅力のひとつとも言えるでしょう。
万華鏡の映像は時として曼荼羅(mandala)と呼ばれたりする事もあります。曼荼羅とは密教の中で説かれる仏の世界と宇宙観を図で表した物で、円の中には小さく複雑に連なった模様、大きな宇宙と永遠が表現されています。

万華鏡の織りなす小さな創造物の映像は、その生まれた瞬間から壊れ始めそして次の創造物へと永遠に変化していく、まるで曼荼羅の宇宙観を動画で自動再生しているかの様です。

からだの不調の大方はストレスからと言われています。そのストレスは心や意識を向ける事柄によって作りだされ、心と体そして精神のバランスが崩れた時、人は病気になってしまいます。

病は気からの“気”いわゆる波動(エネルギー)は、物質的な肉体と意識に強く影響を与え、現象としての病や対人関係における様々な事象を誘因していると私は感じています。

そしてどうしてオーラやチャクラといった波動領域のバランスを整える為に、私が万華鏡を選んだのか。

それは雪の様な美しい幾何学模様を形成した、水の結晶写真を見たのがきっかけでした。水に色々な波動を転写し、ポジティブなものとネガティブなものとでは結晶の形が大きく異なる写真をみて直感しました。

そもそも幾何学模様を画く万華鏡。それにできる限り可能な方法で、チャクラに合わせて波動を転写し、それを覗いた人のエネルギーと融合すればヒーリングに使えると考えたのです。